【原作は漫画】

ローゼンメイデンの原作は漫画です。連載は現在も続いています。
原作者はPEACH-PIT 、女性二人組ユニットです。

【２つのシリーズ】

ローゼンメイデンには、２つのシリーズがあります。
１つめの旧シリーズ『Rozen Maiden』は多くの謎を残したまま終了しましたが、２つめの新シリーズ『ローゼンメイデン』の連載が2008年4月に始まりました。この新シリーズは旧シリーズの続編になります。
少し紛らわしいですが、両者は表記の違い（アルファベットとカタカナ）で区別されています。

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  旧シリーズ RozenMaiden

  ■ 『Rozen Maiden』 ／ 旧シリーズ

  １つめのシリーズ。
  ぜんまいを巻いた世界の物語。主人公は中学生のジュン。
  
  ローゼンメイデンのドールたちが次々と登場。ドールたちは悩み傷つきながらも戦い、時には助け合い成長をしていく。人形と人形、人形と人間、人間と人間……心の絆の大切さも描かれる。
  だが、全てが異質で強い力を持つ7番目のドール・雪華綺晶の登場で均衡は崩される。ほとんどのドールが罠に捉われ、絶望的な状況に陥ったところで物語の幕が下りる。
  
  

  「月刊コミックバーズ」（幻冬舎）にて、2002年から2007年までのおよそ5年間連載された。 読みきり2話と描き下ろし1話を含め、全46話からなる。 アニメ化されたのはこちらの旧シリーズである。
  コミックス単行本も刊行され完結している。バーズコミックス版が全8巻（絶版）、ヤングジャンプ新装版で全7巻。出版社を移籍した都合で旧シリーズは２種類のコミックスがあるが、どちらも内容は同じで全46話収録されている。

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  新シリーズ ローゼンメイデン

  ■ 『ローゼンメイデン』 ／ 新シリーズ

  ２つめのシリーズ。
  旧シリーズの続編。旧シリーズの物語を体験しないまま大学生になったもう一人のジュンが主人公。パラレルワールドが新シリーズの舞台となる。
  
  この世界にはローゼンメイデンが存在しないはずなのだが、旧シリーズのジュンがｎのフィールドを介して助けを求めてきたことで、新旧の物語は結びつけられる。
  ジュンや真紅にとってはバッドエンドという形で収束した旧シリーズの物語だが、これから巻き返しが予想される。そして、旧シリーズの完結編ということにとどまらず、新たな展開も予感させるシリーズだ。
  
  

  「週刊ヤングジャンプ」（集英社）で2008年4月からスタート、現在も連載中。
  最新話は23話。 コミックス単行本は、3巻まで刊行されている（2010年3月現在）。

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  ● コミックス単行本

  旧シリーズのコミックスは、出版社を移籍した都合上、バーズコミック（幻冬舎）とＹＪコミック新装版（集英社）の2種類が刊行されている。内容（微修正等はあり）も話数も同じ。バーズコミック版は既に絶版なので、集英社の新装版（全7巻）がおすすめ。
  新シリーズのコミックスは、ヤングジャンプコミック（集英社）から刊行。第1巻は通常版と特装版（『少女の作り方』が付録）の2種類が出た。